八寸とは
八寸は、一辺が八寸(約24cm)の器に由来する言葉で、季節の酒肴を少量ずつ盛り合わせた一皿のことです。もとは茶懐石で亭主と客が酒を酌み交わすための肴でしたが、今では和食コースの中で最も華やかな見せ場になっています。
楽しみ方
7品前後の小さな料理が並ぶことが多く、ひと皿の中に季節が詰まっています。どれから食べるか迷う時間も含めて八寸の楽しみ。素材や技法の説明を聞きながら食べると、店の個性がいちばんよく分かる一皿でもあります。
ごはんマニアの体験
「銀座水野」の八寸はタコの柔らか煮やヒラメの笹寿司など7品。カハラホテル横浜「華暦」では「横浜の移り変わり」と題して和洋中の三段重で出てくる重ね八寸という面白い趣向に出会いました。「碑文谷 坂本」の焼八寸も見事です。